こんにちは.らどゆきです.
間取りの打ち合わせで失敗したくないですよね.一生に一度であろう大きな買い物なので,誰しもより住みやすい間取りにしたいと考えますよね.
今回は間取りの打ち合わせの質を高めるためのコツをお伝えします.
家づくりの流れを知りたい人は次の記事がおすすめです.
注文住宅の間取り打ち合わせの質を高めるためのコツは?
打ち合わせの前に自分たちの要望を検討しておく
その場で思いついたことを伝えるよりも事前にしたいこと・伝えたいことを考えておくと良いです.
打ち合わせの貴重な時間を有効的に使うために事前にできることをしておきましょう.
メモしたりノートにまとめたりして打ち合わせ時に参照すると伝え忘れがなくて良いですよ!
意図も含めて要望を伝える
打ち合わせで要望を伝えるときには,その要望の意図を含めて伝えましょう.そうすることで,より良い助言をもらえることがあります.
次は我が家における打ち合わせの一場面です.
廊下を極力減らしたいので,玄関から各部屋にアクセスしやすくしたいです.
わかりました.その意図であれば,この壁をなくすとリビングにアクセスしやすく玄関が広くなりますよ.
確かにそっちの方が玄関も広くなり良いですね!
ありがとうございます!
意図が分かれば,要望を叶えるためにより良い提案をもらえることがあるので,必ず要望を伝えるときにその意図を伝えるようにしましょう.
要望の優先順位を伝える
リビングは○○で,寝室は△△で,脱衣所とウォークインも欲しいです!
(土地あまりに広くないけど,,,)
わ,わかりました.
それと子供部屋は○○で,書斎も欲しいです!
アイランドキッチンにも憧れています!
…………
予算や土地の関係で,全ての要望を叶えることはできません.
そのため,それぞれの要望や希望に対して自分たちの優先順位を伝えるようにしましょう.
- 必ず採用したいこと
- できれば採用したいこと
- 余裕があれば採用したいこと
このように優先順位を決めておくことで,いざ取捨選択が必要になったときに雰囲気で決めることなく満足度の高い選択をすることできます.
担当の建築士に自分の間取り設計を託せるか見極める
相手の建築士さんも人間なので,相性が合わないことがあるかもしれません.
何度か打ち合わせをして,「この建築士さんに設計を任せるのはちょっと,,,」と感じる場合には担当者の変更を打診してみるのもありだと思います.
一生に一度の大きな買い物なので,信頼できる建築士さんに依頼したいですよね,,,
プロの意見も参考にする
建築士さんは,住宅設計のプロです.
設計の素人である自分たちにはない知識やアイデアをたくさん持っています.
我が家で打ち合わせをしたときには,要望と一緒に建築士さんに意見を求めるようにしていました.
壁掛けテレビに憧れています.
オシャレなので採用したいのですが,何かデメリットはありますか?
壁掛けテレビオシャレですよね.
デメリットもいくつかあります.
それは~~~
そんなデメリットもあるんですね.
教えていただきありがとうございます!
助言を取り入れるかは別として,建築士さんから上手く情報を引き出すことで,後々知らなくて後悔するようなことのないようになると思います.
打ち合わせ中にわからないことや不明な点があれば納得できるまで尋ねる
初めて間取りを設計していくため,専門性の高いことは良くわからないと思います.
そのため,建築士さんが話している内容を一度で理解できないことがあるかもしれません.
打ち合わせの終盤は疲れがでてきやすいですが,聞き逃してしまったり,理解できていないのに曖昧な理解のまま進めていくのは後悔のタネになる可能性があります.
わからないことや理解できなかったことがあれば,しっかりと曖昧さを解消して進めていくことをおすすめいたします.
間取りの設計を何度も推敲する
間取りの設計は時間をかける程,自分たちにとってより良いものになっていきます.打ち合わせ後にできた最新版の間取り図を「自分たちにとって住みやすくするためにはどんな改善ができるか」という目線で見直しましょう.
結果として,どんどん間取りが洗練されていき,住みやすい間取りを完成させることができます.
時間を空けて見直すと,良いアイデアがでてきますよ.
夫婦間 (家族間) で間取りについて充分に話し合う
これから何十年過ごす家になるので,家族全員にとって生活しやすい空間にする必要があります.夫 (妻) だけが過ごしやすい間取りを作成してしまうのはすごくもったいないです.
そのため,夫婦間 (家族間) でお互いの要望をできるだけ尊重できるようにしましょう.
我が家の場合,私はどうしても書斎が欲しく,妻はアイランドキッチンに憧れていました.夫婦間で話し合った結果,寝室をギリギリまで狭くすることで,二人の要望を叶えることができました.
夫婦間でお互いの優先順位を充分話し合うことで,win-winの間取りを作成することができました.
我が家では最新の間取りが届き次第,お互いの作業を中断して間取りを確認していました.
住みやすそうか,改善案はないかなど時間を割いて話し合う機会を設けていました.
打ち合わせの前日はしっかり休んでおく
間取りの打ち合わせは何度もすることになるので長期戦になりがちです.途中で疲れてしまい貴重な打ち合わせの質を下げてしまうのはもったいないです.打ち合わせ日の前日はしっかり休んで,万全の体制で打ち合わせに臨みましょう.質の高い打ち合わせになるはずですよ!
まとめ
今回の記事では間取り設計の打ち合わせのためのコツを解説しました.
- 要望を事前に検討し,夫婦間 (家族間) で優先順位を決めておく
- 要望の意図や優先順位を伝える
- 建築士を見極め,プロの意見を引き出す
- 曖昧なまま打ち合わせを進めない
- 何度も推敲して質を高める
- 長期戦に備える
間取りの打ち合わせは長期で臨むものなので大変ですが,頑張った分だけ住みやすいお家づくりを実現できますよ.
本記事が少しでも読者の皆さまの役に立てるとうれしく思います.
最後まで読んでいただきありがとうございました.
コメント