こんにちは。らどゆきです。
- マイホームを購入したいけど後悔したくない
- マイホームの維持にどれくらい費用がかかるか不安
マイホームの購入という、人生に一度であろうビッグイベント。
規模が大きいだけに絶対に後悔したくないですよね。
でも、計画通りマイホームを購入するだけでは不十分なんです。
マイホームを購入するときには、購入後のお金についても把握しておく必要があります。
でも、マイホームを購入した後のことなんて、実際に経験しないとわからないですよね。
そこで、この記事では次のことを解説しています。
この記事における目標は、我が家における購入後の費用について紹介し、これからマイホームを購入するあなたに正しく理解してもらうことです。
記事を紹介する前に自己紹介させてください。
マイホームで後悔する理由の多くはお金に関するものです。
住宅ローンと維持費は自分たちの捻出できる金額に収まっていますか?
この質問に自信をもって
“YES”
と回答できない方は非常に危険です。
家のことを考える前に自分たちに捻出できる金額を把握することから始めましょう。
まずはお金のプロ(ファイナンシャルプランナー)に相談することから始めることをおすすめします。
保険チャンネルを利用することで、無料でFPさんに相談できます。
オンラインの面談も可能ですので、お家からでも相談可能です。
お金で後悔せずに家族が幸せに暮らすことにつながりますよ。
保険チャンネルについてよく知りたい方はこちらの記事もご覧くださいね
マイホームで後悔する理由
マイホームは人生で最も大きな買い物です。
次の理由で後悔する方が多いです。
ローン返済
自分たちのキャパを超えるローンを組んでしまうと、ローンの支払いが苦しくなります。
自分たちの収入でどの程度の予算を捻出できるのか、まだ調べたことない方はキャッシュフロー表を作成しましょう。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
我が家の実例も紹介しているので予算を考えるための参考になりますよ。
修繕(メンテナンス)費
家は経時的に劣化していくものです。
そのため、快適な生活を担保するために、メンテナンスが必要です。
初めのころは修繕の必要はありませんが、大きな金額が必要になるので定期的に積み立てておくことをおすすめします。
引き渡し時、営業マンに「10年後の修繕に向けて200万円くらい貯めておいてください」とさらっといわれました
税金
土地と建物を所有していることに対して、税金が発生します。
具体的には、固定資産税(市街化区域であれば、都市計画税も)です。
※市街化区域:すでに市街化が完了している、あるいは10年以内に優先的に市街化していく地域のこと。
平均的な相場としては、年間15万円程です。
毎年、必ず必要になるので、支払えるギリギリでローンを組んでしまうとかなりの痛手になります。
後述しますが、減税措置があるので積極的に活用しましょう!
保険料
家の購入には火災保険(地震保険)の加入が必須です。
それは失火責任法があるためです。
そのため、マイホームの所持と火災保険はセットで考えるべきです。
地震保険についてはご自身の家を建てる場所によって決めるのが良いです。
地震保険の補償対象となるリスクは
- 地震による損壊
- 地震による火災
- 地震による津波
となります。
つまり、震度の大きな地震が来にくい地域、津波が来ないような地域では恩恵は小さいです。
また、長期優良住宅であれば、多少の地震で損壊することは考えにくいです。
リスクが高くない地域の方は無理に入る必要はありませんが、万が一のときに備えておきたいと考えるのであれば加入しましょう。
ちなみに、水災保険については、ハザードマップを見て決めましょう。我が家では水災の危険はほぼないと判断し水災保険には加入しませんでした。
購入後に買わなくて良いことに気づいた
- 家族や上司にすすめられて、そこまで欲しくないのに家を買ってしまった
- 営業マンの口車に乗ってしまい、賃貸よりも高額なローン+維持費を払うことになってしまった
このような後悔はシャレになりません。
家の購入を決めるときには
- 家族と幸せに暮らすために家が必要なのか
- 高額な費用を支払っても家が欲しいのか
- ローン+維持費を支払っていく金銭的な余裕があるのか
を十分検討しましょう。
趣味や旅行にお金を捻出できない
ローンや維持費はなんとか払えるけど、趣味や旅行を諦めなければならない状況も考えられます。
せっかく家を購入したのに、
生きがいの趣味を諦めた
大好きな旅行に行けなくなった
これでは、なんのために家を購入したのかわかりません。
- 無理のない予算計画になっていないか
- 維持費を考慮したローン支払い計画になっているか
これらを必ず確認するようにしましょう。
我が家の年間維持費を後述していますので参考にしてください
マイホームの維持費
一般的なマイホームの維持費
一般的なマイホームの維持費は次の通りです。
- ローンの支払い
- 税金(固定資産税・都市計画税)
- 修繕費(積み立ても含めて)
- 保険料(火災・地震保険)
- 光熱費
住宅ローン以外の維持費の相場が40~50万円くらいですね
我が家におけるマイホームの年間維持費:223万円
1年間新築の注文住宅に住んだ経験をもとに我が家におけるマイホームの年間維持費を紹介します。
- ローンの支払い:170万円
- 固定資産税・都市計画税:17万円
- 修繕費積み立て:20万円
- 火災・地震保険料:2万円(10年契約で20万円)
- 光熱費:14万円
我が家の住宅ローンの支払いを除いた維持費が53万円なので、概ね相場通りといったところですね。
税金で年間17万はかなり痛いです!長期優良住宅の減額措置使ってこれは・・・家族旅行行けるやん
マイホームの維持費を抑える方法
税金の軽減措置を利用する
税金(固定資産税・都市計画税)には軽減措置があります。
土地と住宅の両方に税金がかかり、それぞれ軽減率と期間が異なります。
土地の面積 | 固定資産税 | 都市計画税 |
200m2以下の部分 | 1/6 | 2/3 |
200m2を超える部分 | 1/3 | 1/3 |
例えば、300m2の土地であれば、200m2分が固定資産税1/6、100m2が1/3の軽減措置を受けることができます。
住宅の延べ床面積 | 軽減率 | 軽減期間 |
50~280m2 | 1/2 | 3年間※ |
※3階建て以上の耐火・準耐火構造の住宅の軽減期間は5年。また、認定長期優良住宅で延べ床面積の1/2以上を住宅としている場合には軽減期間が2年延長される。
利用できる制度を上手く使って大きな出費を抑えたいですね!
マイホームの設計をシンプルにする
家の設計を複雑にしてしまうとシンプルな場合よりもメンテナンス費用が高くなります。
それは修繕に手間がかかり、難易度も高くなり手間がかかるためです。
建築費も高くなってしまうので、よほどのこだわりがない場合にはシンプルな設計にする方が良いです。
我が家ではデザイン性からフラット屋根を導入しようと考えていましたが、落ち葉が多く、排水溝に詰まったときに屋根に雨水がたまっていくリスクがあったため、断念しました
マイホームの保険を見直す
どの保険会社でどの程度の保険を契約するかで料金が大きく変わります。
一括見積で自分に合った保険を見つけましょう。
保険料の相場や補償内容(保険会社のサポート体制も含めて)を比較して自分たちが納得できる保険を選択することができます。
マイホームの断熱性能を高くする
断熱性能の高い家を建築することで、冷暖房効率の向上が可能です。
つまり、夏場や冬場の光熱費を抑えることができます。
材料費や建築費などのイニシャルコストは高くなりがちですが、長い目で見ると快適で光熱費の安い暮らしが可能です。
マイホームの家電を見直す
光熱費を抑えるために、家電の見直しは有効な手段の一つです。
経済産業省資源エネルギー省の調査によると10年前の家電を最新製品に買い替えたときの消費電力の削減率は次の通りです。
冷蔵庫 | 40~47% |
照明器具 (一般電球→LEDランプ) |
86% |
テレビ | 42% |
エアコン | 17% |
このように、ある程度最新の家電を購入することで光熱費の削減が可能です。
最新の家電では、本当に便利です。
購入して質の高い暮らしを手に入れましょう。
ついでに、光熱費も抑えれますよ~
おすすめの家電を次の記事で紹介しています。
元をとるまでの期間も紹介しているので、特に家電=高いと考えている方は見てください!
時短にもなるので、光熱費も抑えつつ自由な時間を手に入れましょう。
すでにマイホームを購入し維持できないときの対策4選
ローンの支払いや維持費、転勤などでマイホームの維持が難しくなった、あるいはどうしても家の間取りを変更したいときの対応策は次の4つです。
返済計画を見直す
維持費を支払うことが難しくなった場合、維持費を少なくする必要があります。
軽減措置を使用している場合、それ以上税金を減らすことはできません。
そのため、ローンの支払い額を減らすことが必要になります。
具体的な方法として
- 支払い額を減らしてもらうよう借り入れた金融機関に交渉する
- 金利の少ない金融機関に借り換える
があります。
前者は、借入期間を延ばすことで支払額の減額が期待でき
後者は、金利分のローン支払い額の低減が期待できます。
完済時までの期間やローン残高、借入の金利によってどちらが有効か変わりますので、困ったときにはプロに相談するのが良いです。
保険チャンネルを利用すれば、無料でFPさんに相談できます。
ローンの借り換えで、支払い額の減額を目指しましょう!
売却
- 転勤や転職
- 住宅ローン破綻
このような場合には住宅を売却するのも選択肢の一つです。
ただし、注意点があります。
注文住宅では相場より低い価格で販売することになる可能性があります。
新築住宅は済んだ瞬間に価値が2割落ちると揶揄されます。
さらに、注文住宅は住む人の理想に合わせて間取りや設備を決めていきます。
あなたにとって理想の家=他の人にとっての理想の家
とならないことがあるためです。
やむを得ずマイホームを手放すのであれば、少しでも良い条件で売買して、今後の人生を楽しく過ごしたいですね。
実績No.1である三井のリハウスなら簡単に不動産の査定を行えますよ。
賃貸
入居者によるトラブルのリスクはありますが、大家さんになって賃貸をするのも選択肢の一つです。
引っ越しや転勤で居住できなくなったマイホームの税金や修繕費を賃貸料でまかなうこともできる可能性があります。
不動産会社との継続的なやり取りが必要なので少し面倒ですが、期間限定で家を空けるなどの場合にはとても有効です。
リフォーム
- より快適な間取りが欲しい
- 生活スタイルが変化した
- 子供が産まれた・独立した
このようなときにはリフォームも有効な選択の一つです。
リフォーム比較のプロであれば、複数の会社の中で自分たちに最適な会社を選択できます。
マイホームの後悔ポイントをなくし、お家時間を快適に過ごしましょう。
マイホームの維持費に関するよくある質問
マイホームの維持にどの程度費用がかかりますか?
おおむね40~50万円と言われています。
多くの設備を採用したり、家の構造を複雑にすると税金や修繕費が割髙になる傾向があります。
税金は平均的にいくらくらいですか?
固定資産税+都市計画税で10~20万円程度です。
市街化区域でなければ、都市計画税を支払う必要はありません。
また、多くの設備を採用すると家の資産が高くなり、税金も高くなります。
保険料が高いので火災・地震保険に加入しなくても良いですか?
火災保険には必ず加入してください。
失火責任法によりボヤで家を失ってもほとんどの場合、自分で家を修復する必要があります。
火災で家を失う可能性は低いですが、失ったときにシャレにならないので必ず保険でそなえてください。
地震保険は地震の頻度や地域を参考に、不安なら加入しましょう。
まとめ
マイホームで後悔する理由はお金や家に関連するものが多いです。
マイホームの維持費として、ローンの支払い、税金、修繕費、保険料があり、我が家では年間223万円を支払っています。
マイホームの維持費を抑えるためには次の5つが有効です。
- 税金の軽減措置を利用する
- 設計をシンプルにする
- 保険を見直す
- 断熱性能の良い家を建てる
- 家電を買い替える
多くのお金を使って建てるマイホームだからこそ、しっかり備えて後悔のないようにしたいですね。
後悔しないために最も重要なことは、自分たちが年間いくら支払う能力があり、それらのいくらを住宅に充てることができるのかを把握することです。
自分たちで算出する自信がない方は、お金のプロと一緒に考えてみませんか?
保険チャンネルを利用すれば、FPさんに相談できお金の不安を解消してもらえます。
そうすれば、安心して家づくりに臨むことができるようになりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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