こんにちは。らどゆきです。
家づくりで最も重要なハウスメーカー選び。
せっかく注文住宅で家を建てるなら絶対に失敗したくないですよね。
ハウスメーカー選びの過程で、一条工務店を初めて知った!なんて方も。
- 一条工務店が気になる
- 人気がありそうだけど、、、
- やめとけって声も聞くし、、、
- ぶっちゃけ、どうなの?
こんな悩みありませんか?
上記の悩みを解決するために、この記事では次のことを解説します。
簡単な自己紹介をさせてください
この記事の目標は、一条工務店をやめてよかったといわれる理由の紹介と、実際に一条工務店で家を建築した我が家の感想をもとに、一条工務店があなたの暮らしに適しているかを判断してもらうことです
まだハウスメーカーを検討している方は次の記事も読んでほしいわ。関わると絶対に後悔するハウスメーカーとそれらを避けるための対策を伝授しているわよ
一条工務店がやめてよかった!と言われる理由5選
一条工務店は人気のハウスメーカーですが、万人を満足させるものではありません。
一条工務店をやめてよかった!と言われる理由は次の7つです。
価格が高すぎる
一つ目の理由は価格の高さです。
一般的な坪単価は60から120万円で、平均坪単価は82万円です。
超大手ハウスメーカーと比較すると、一条工務店のコストが低いと言われていますが、それでも充分高価格です。
一条工務店で家を建てたいけど、価格を理由に断念した・・・という方も多いです。
我が家の坪単価は本体工事費用のみで77万円、付帯工事費用込みで100万円でした。次の記事で我が家の総費用を公開しているので、一条工務店を検討している方は参考になるはずですよ。
オーバースペック
高価格なだけあって一条工務店の家はスペックが高いです。
家で快適に過ごしたいと思う人がいる一方で、
家は住めれば良いという人もいます。
そのため、人によっては一条工務店の家はオーバースペックであると言えます。
具体的なオーバースペックの項目は次の通りです。
全館床暖房
一条工務店は全館床暖房が標準です。
つまり、家中の床に床暖房が敷き詰めていて、床暖房をつけているときには家中が暖房で温められます(電源パネルがあり、部屋ごとにON/OFFは可能です)。
この全館床暖房なのが、オーバースペックと言われるゆえんです。
「過ごしている部屋以外を温めているなんて、電気代の無駄なんじゃないのか?」
「暖房なんてエアコンで充分でしょ?」
こんな意見をよく耳にします。
競合ハウスメーカーの営業さんに「一条さんはオーバースペックですよ~」とよく言われたわね・・・
全館床暖房がオーバースペックかどうかは”家にどこまでの性能を追求するか”によるので、家は住めればよいと考える方にとってはオーバースペックなのは間違いないですね。
私のように、冷え性で冬がツライと感じる人にとっては、一条工務店の家は住み心地抜群です!
気密性が高い
一条工務店のHPによると、気密性の指標であるC値の平均値は0.59 cm2/m2です。
C値は延べ床面積に対する隙間の面積を意味し、隙間が少ないほど気密性が高いことを意味します。
隙間が少ないことで夏の熱気、冬の冷気に加えて湿気や害虫の侵入を予防でき快適に過ごせます。
一条工務店における気密性の平均値は北海道の基準をクリアするほどです。
ただ、次世代省エネ基準のC値は5.0 cm2/m2です。
単純計算で8倍の気密性だから、オーバースペックと言われるは間違いではないわね
断熱性に優れる
一条工務店の家は気密性に加え、断熱性能も優れています。
断熱性能を表す指標としてQ値が使用され、値が低いほど断熱性が高いことを意味します。
次世代省エネ基準におけるQ値は2.7 W/m2Kであるのに対して、一条工務店では0.52 W/m2Kを達成しています。
これは独自の高断熱構造を採用することで達成されており、断熱性に優れることで冷暖房の効きが良くなります。
具体的には、年間の冷暖房費を従来の1/6に抑えることができるようです
ただし、独自の構造であるため、一条工務店で家を建てる必要があり建築にコストがかかります。
家に断熱性能を求めない場合には、オーバースペックですね。
電動ハニカムシェード
一条工務店の家では、窓にカーテンではなくハニカムシェードが標準搭載されています。
これにオプションで、リモコンで動作する電動タイプに変更することが可能です。
YouTubeにわかりやすい動画がありましたので共有いたします。
この動画のように、リモコンをワンプッシュするだけでハニカムシェードの動作が可能です。
一か所一万円だから、比較的安価といえるわね。ただ、全部電動にすると高額になるので注意ね・・・
電動は便利ですが、
「手動で良い」
「お金がもったいない」
「できるだけ費用を抑えたい」
との意見もあります。
暮らしにどこまでの利便性を追求するかによって、意見が分かれるシステムですね。
ちなみに、我が家ではリビングの窓2箇所だけ電動にしました。寝室や子供部屋は費用の面から手動にしました!
自由度が低すぎる
続いて、一条工務店では”一条ルール”というものがあり、注文住宅であるにも関わらず自由度が低いと言われます。
具体的には次の4つの項目です。
間取り
一条工務店では間取りに制約があります。
例として、次の3つが代表的です。
- 2階建てなら原則総2階
- 間取りはマス計算(部屋のサイズを細かく指定できない)
- 垂れ壁が必要
一条工務店で家を建てる場合、多くの制約の中で間取りを決めることになります。
実は、これらの制約は耐震性を保つために設けられています。耐震等級3(国が定める最大等級)をすべての家で実現するための制約であることは理解しておくと良いですね
一条オリジナル商品
建具や住設は原則として、一条オリジナル商品から選択することになります。
そのため、建具や床材などを限られた選択肢の中からどれにするか決めていく必要があります。
選択肢の少なさは、家の細部までこだわり抜きたい人にとっては痛いわね・・・
選択肢の少なさは気になりませんでしたが、修理やメンテナンスを必然的に一条工務店に依頼するしかなくなるのは少し残念だと感じました・・・
土地の制約
一条工務店では土地にも制約がつきます。
一条工務店では工場で壁パネルを作成し、現場でそれらをはめ込んでいくことで家を建てていきます。
これによって施工精度を高くしたり、複雑な断熱材も高精度に成型することが可能です。
ただし、この工場生産が土地に制約を与えてしまいます。
土地に隣接する道路の幅が狭かったり、急峻な傾斜がある場合、トラックやクレーンを搬入できず工場で作成したパネルを土地に持ち込むことができません。
つまり、家を建てることが困難になります。
そのため、一条工務店で家を建てる場合には土地にも注意が必要です。
土地を購入していない人は、営業マンに建築の可否を相談しながら土地を探す必要がありますね
一条工務店で建てる!と決心している人が自分たちだけで土地を購入したものの、道路幅が狭すぎて建てれなかった、なんてトラブルも実際にあったみたいよ・・・
紹介制度の使いにくさ
一条工務店では、原則として値引きがありません。
唯一値引きに相当するものが紹介制度。
これを利用することで、指定されたオプションアイテムの中から1点を無料で受け取ることができます。
我が家ではカップボードをもらいました!約30万円だったので、実質30万円の値引きですね
ただし、この紹介制度にも落とし穴があります。
それは、一度でも住宅展示場へ行くと紹介制度が使えなくなることです。
紹介制度を知ったころには、時すでに遅しなんて話も一条工務店あるあるね
唯一の値引きシステムが使いにくいのは致命的な問題と言わざるを得ないですね。
担当者への不満
一条工務店に限った話ではありませんが、ネット上では営業マンや設計士に対する不満が見受けられます。
ここでは、代表的な5つを紹介します。
営業マンが仮契約を迫ってくる
営業マンにはノルマがあります。
そのため、住宅展示場へ行くと営業マンが仮契約を迫ってきます。
一条工務店では仮契約に100万円が必要です。
契約解除した場合には、契約解除までに要した諸経費が差し引かれて返却されます。
契約を解除してお金が戻ってくるのは安心ですが、100万円を必要とする仮契約をグイグイ迫られると少しまいってしまいますよね・・・
営業マンがごり押してくる
営業マンの中には「一条工務店への愛」が強い方が多いです。
彼らは自分たちの技術に自信を持っています。
そのため、「こっちの方がよいですよ!」といった具体に、お客さんの要望を聞いてくれない営業マンがいます。
良く知っているからこそお客さんに良い家を建ててもらいたい!という意図があるようね
その提案を嬉しく思う人がいる一方で、自分たちの好きにさせてほしいと思う人もいるから、提案のバランスが難しいですね
契約するまでは設計士がつかない
一条工務店では、契約するまで設計士がつかないシステムになっています。
(すでに何件も担当している設計士の負荷を増大させない意図があるようです)
そのため、お客さんは営業マンが書いた間取り図をもとに契約するかどうかを判断しなければなりません。
つまり、最終的にどんな間取りになるのか見えない状態で契約の判断が必要になります。
この状態で契約に100万円払うかどうかを判断しなければならないのはフェアじゃないと感じる方もいますよね・・・
契約を解除すれば返却されるとはいえ、苦渋の選択を迫られることは間違いなさそうね
設計士を指定できない
一条工務店では、設計士を指定することができません。
つまり、契約するまで誰が設計してくれるのか、わかりません。
どの設計士が担当するのかあらかじめわかっていれば
「この設計士さんなら安心して任せられそう!」
「この設計士さんは相性が合わなさそう」
などの判断ができます。
しかし、一条工務店では契約するまで担当の設計士がつかないため、あらかじめこのような判断ができません。
以前、我が家が仮契約をする前に、営業マンへした質問を紹介します。
設計士さんは誰になりますか?
普段から一緒にやっている設計士がいるので、その設計士になると思います。弊社では、営業マンと設計士の経験年数でバランスをとるようにしています。営業がベテランであれば設計士が若手になることが多いです。逆に営業が若手であれば設計士がベテランになります。
(営業マンがベテランの方だったので)設計士さんもベテランの方を指定することはできますか?
それは難しいかもしれません。ただ、打ち合わせには営業マンと設計士の両名が同席するため、若い設計士であってもベテランの営業マンがサポートできる体制を整えています。
そうなんですね。わかりました。
この質問から、一条工務店では営業マンと設計士がペアでお客さんを担当していて、担当するスタッフによって営業マンと設計士の総合力にばらつきが出ないような工夫がされているようですね。
間取りの要望を却下されがち
一条工務店では、すべての家で耐震等級3を達成できるよう設計をしています(詳しくは間取りの自由度の項目を参照ください)。
そのため、耐震等級3を順守できなくなるような要望や”一条ルール”にそぐわない要望は却下されてしまいます。
設計士さんは専門知識をもとに判断しているのですが、知識のない私たちからすれば「要望がぜ全然通らない!」と考えてしまいますよね・・・
デザインがださすぎる
一条工務店では、デザインよりも性能重視している感がとても強いです。
そのため、デザインがシンプルでださいとの意見をよく耳にします。
さらに、デザインについて次の問題があります。
外観がかぶる
一条工務店の家では、外壁にタイルを用いています。
このタイルの色が問題となっています。
たとえ有料のオプションでも5色しか選択の幅がありません。
標準にいたっては1色しかないため、選択することさえできません。
そのため、一条工務店の家はほとんど同じような外観になってしまいます。
街中で一条工務店の家があるとすぐにわかっちゃうレベルです
家にオリジナリティを出したい人にとってはかなり痛いわね・・・
屋内も画一的になりがち
一条工務店では、建具や床材に一条オリジナル商品を採用しています。
そのため、屋内もオリジナリティを出しにくくなっています。
間取りや壁紙は自分たちで選択できるので、オシャレにしたい方は間取りと壁紙で個性を徹底的にこだわりましょう!
室温を微調整しにくい
一条工務店の床暖房は、床下に敷き詰めたパイプに温水を流し輻射熱効果にて家全体を温めます。
肌感としては、床暖房の電源を入れてから2日ほどで家が温まってきたかな?という感じです。
そのため、温度を微調整しても部屋の温度が変わるまでに時間がかかります。
今日はちょっと暖かくしたいな、と思ってもすぐには室温が上がってくれないです
管理が大変
一条工務店の家は、管理が大変です。
室内に給気口や排気口、サーキュレーターなどが多数あり、それらにフィルターをかませています。
そのフィルターを掃除するのが大変です。
1,2か月に一度のペースで複数か所しなければなりません。
この作業は、地味にめんどくさいです。高性能の家にすむためには仕方ないと言い聞かせて頑張っています
一条工務店をやめなくてよかった!と我が家が感じる理由4選
それでも、我が家が一条工務店を選びました。
その理由は次の4つです。
それぞれ詳しく解説していきますね。
高性能
まずは性能です。
一条工務店の家は性能が高く、家の中で快適に過ごすことができます。
特に良いと感じるポイントは次の4つです。
全館床暖房
一条工務店の家は全館床暖房が標準です。
床下にパイプを敷き詰め、温水を流し続けることで床暖房として機能しています。
そこに、持ち前の高い気密性と断熱性によって、家全体が温められるようなイメージです。
一条工務店の家では「エアコンの部屋から出たら寒い!」がないです。家全体が温められているので家の中どこでも暖かいです。冷え性で冬がつらかった私でも、床暖房で冬でも快適に過ごせています
床冷房(さらぽか)
一条工務店では床冷房と独自の換気システム(さらぽか)を家に設置できます。
床冷房のシステムの特徴は次の3つです。
- 床下のパイプに冷水を流し、家全体を冷やす
- デシカント換気によって、外気を除湿・冷却して家の中に取り入れる
- 各部屋の天井に設置されたサーキュレーターによって除湿・冷却した空気を家中に循環させる
床冷房のおかげで暑い夏でも家で快適に過ごせているわ。家に入ると別世界のように涼しく感じることができるわよ
耐震性
一条工務店では全ての家で耐震等級3(国の定める最大等級)を達成しています。
つまり、耐震性にとても優れています。
私たちが住んでいる地域は比較的地震が多く、地震におびえなくてよい生活を送りたいと感じていました。
一条工務店の家に住んで、地震を感じることがほとんどなくなりました。震度3や4程度であれば地震が起きたことすら気づかなかった、なんてこともしばしばあります
我が家にとって、高い耐震性も満足ポイントの一つです。
省エネ
一条工務店の家では、省エネを実現できます。
気密性・断熱性が優れているため、少ないエネルギーで家を温めたり冷やしたりすることが可能です。
つまり、光熱費が安くなります。
快適に過ごせて光熱費も抑えられるなんて最高ですよね。
賃貸と比較して、冬の光熱費はトントン、夏の光熱費は安くなりました。生活が快適になって夏の光熱費が安くなるなんて、とても嬉しい誤算でした!
情報収集しやすい
一条工務店の情報をInstagramで収集することができます。
Instagramで情報収集するメリットは次の3つです。
- 公式アカウントが情報を発信(フォロワー数11.2万人)
- 写真で視覚的に見れる
- 施主の工夫や後悔ポイントを知れる
インフルエンサーが多くの情報を発信してくれているのでとても参考になります。家づくりの最中は、寝かしつけ→妻とそれぞれInstagramを読み漁り→良さそうな投稿をお互い共有→2人でディスカッション、のルーチンで生活していました(笑)
営業マンが良かった
家づくりにおいて最も重要な人物、営業マン。
営業マンは私たちの相棒であり、家の質は営業マンによって決まると言っても過言ではありません。
我が家を担当してくれた営業マンは信頼でき、「この人に任せたい!」と思わせてくれる人でした。
我が家が営業マンを選んだ理由は次の通りです。
- 打ち合わせが楽しかった
- デザイン性の弱み補う方法を提案してくれた
- さりげなく私たちを教育してくれた
- 予算超過しないよう配慮してくれた
- 3つの神アクションをしてくれた
詳細は次の記事で解説しています。
悪い営業マンと良い営業マンの見極め方も詳しく述べていますので、営業マン選びに失敗したくない方はぜひご覧くださいね。
アフターフォローが充実
一条工務店の家はアフターフォローも充実しています。
特長として次の3つが挙げられます。
アプリから修理依頼可能
一条工務店では専用のアプリ(住まいのサポートアプリ)が用意されています。
画像上のアフターメンテナンスを入れて、具体的な場所や状態を入力します。
※写真を同時に添付しておくと、担当者が状況を把握しやすいです
入力後、担当者から電話で連絡が来るシステムになっています。
迅速対応
我が家では、サーキュレーターから異音がしていたため修理をしたことがあります。
アプリ経由で修理依頼し、翌日、担当者から電話連絡がきました。
その際のやり取りは次のような流れでした。
お世話になっています。一条工務店の○○です。△△の修理の件で連絡いたしました。状態としては□□ということで間違いないでしょうか?
お世話になります。はい、その状態で間違いないです。
了解しました。いま別の現場にいますので、2時間ほどで伺えそうです。ご都合はいかがでしょうか?
2時間後、大丈夫です!よろしくお願いします!
このように、修理を依頼して迅速に対応してもらえました。
担当者も好印象
その後、修理担当者の方が来られて修理してもらいました。
対応としては、とても好印象でした。
サーキュレーターの状態確認後、
- 間違いなくサーキュレーターから異音が発生していること
- 考えられる要因の説明
- どのような修理対応をするのか
を丁寧に説明してくれました。
私たちが同意した上で修理をしてもらい、異音が解消しました。
修理が必要になったことは残念でしたが、修理対応が印象的でした。今後も安心して修理をお任せできると感じました
一条工務店を「選んでよかった」と感じる人
一条工務店をおすすめできる人は次の6点に該当する人です。
性能を重視したい人
一条工務店の家は性能が抜群に良いです。
一年中、家で快適に過ごすことができます。
家族とのおうち時間を重視したい方は、一条工務店を検討する余地があります。
冬は床暖房、夏はさらぽか+床冷房で快適です。
賃貸との決定的な違いは、寒い!暑い!がなくなったことね
コスパ重視の人
性能面にコスパの良い家を建てたい人も一条工務店をおすすめできます。
家づくりに捻出できる時間やお金には制約があります。
その中で、性能・デザイン・コストから優先度を考える必要があります。
家にどの程度のコストを捻出できるかは決まっていると仮定すると、性能かデザインのどちらを優先するか、となります。
一条工務店では、デザインよりも性能を重視しており、性能面でコスパが良いです。
つまり、性能面にコスパよく建築費用を使いたい方はおすすめできます。
シンプルなデザインを許容できるかどうかが選択の分かれ目になりそうね
光熱費を抑えたい人
月々の光熱費を抑えたい人にも一条工務店をおすすめできます。
一条工務店の家は気密性と断熱性に優れており、次世代省エネ基準を大きく上回っています。
そのため、外気(熱気や冷気)をシャットアウトし、外気の影響を受けにくいです。
それによって、少ないエネルギーで家を冷やしたり温めたりすることができます。
結果として、光熱費を抑えることができます。
賃貸と比較して、とても快適になったにも関わらず夏の光熱費は下がりました
家の中で年中快適に過ごしたい人
おうち時間を快適に過ごしたい人にも一条工務店をおすすめできます。
気密性や断熱性が高く、床暖房と床冷房で家の温度や湿度をコントロールしているため、年中快適に過ごせます。
暑い日でも寒い日でも家の中にいれば、年中同じ環境なので全く不快に感じません
特に幸福を感じるのは家の中に入った瞬間ね。別世界と思うほど外との違いを実感できるわ!
地震の多い地域に住んでいる人
地震の多い地域に住んでいる人も一条工務店をおすすめできます。
一条工務店が建築する家は全て耐震等級3(国が定める最大等級)を達成しています。
これまでの地震への被害からも一条工務店の耐震性能の高さを伺うことができます。
- 阪神・淡路大震災での全半壊:0棟
- 熊本地震での全壊・倒壊:0棟
東日本大震災で津波が直撃した地域でも、一条工務店の家だけが残ったと一時期話題になっていましたね
騒音から解放されたい人
一条工務店で家を建てることで騒音からも解放されます。
これは気密性が高いことによって実現されています。
車や電車の音はもちろん、豪雨や落雷の時にも「あれ、もしかして雨降ってる?」くらいの感覚です。
同僚に「夜中の雨すごかったね」と言われ、初めて雨が降ったことを認識する、なんてこともありました
騒音に困っていたり、音に敏感な人は一条工務店を検討する価値があります。
一条工務店を「やめてよかった」と感じる人
家は住めれば良いと考える人
一条工務店の家は性能面で優れている一方、価格が高いです。
そのため、
「家なんて住めれば良い」
「家よりも趣味や旅行にお金を使いたい」
と考える方には一条工務店はおすすめできません。
多くの人は使えるお金に制約があります。住宅ローンも決して少なくない金額を支払うことになるため、家にお金をかけたくない方は一条工務店は最適解にはなりません。
我が家における注文住宅の総費用は土地代込みで5,700万円程度でした。
各項目ごとに費用を紹介しているので、費用について知りたい!という方はこちらの記事をご覧ください。
性能よりもデザインにこだわりたい人
一条工務店はコストを性能に注ぎ込んでいるメーカーです。
そのため、デザインは非常にシンプルです。
「せっかくの注文住宅だからオシャレにしたい」
「間取りもデザイン優先にしたい」
など、デザイン重視で考える方にはおすすめできません。
予算的に難しい人
一条工務店の坪単価は60から120万円で、平均坪単価は82万円と言われています。
コンパクトな家を建てたり、土地を妥協することで予算をクリアできる可能性はあります。
しかし、こだわりや条件によっては予算が不足してしまう、なんてことも。
どう考えても住宅ローンを支払えないのに予算を組んでしまうとせっかくのマイホームが台無しになってしまいます。
そもそも、自分たちがどのくらいの予算を捻出できるのかわからない、という方は次の記事をご覧ください。
家への予算を決めるための考え方や方法を解説しています。
お金の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に相談することであなたに最適な予算を考えることができますよ。
家づくり開始当初、予算は4,000万円くらいかなぁ、と考えていましたが、FPに相談することで確信をもって6,000万円まで大丈夫と判断してローンを組めました!
ハウスメーカー選びで後悔しないためのコツ
注文住宅選びで一度は迷う、ハウスメーカー選び。
後悔せずにハウスメーカーを選ぶために必要なことは次の4つです。
自分なりの判断基準を持つ
自分たちにとって何が重要なのか、どんな暮らしを実現したいのか、判断基準を明確にしましょう。
家づくりに「完璧」はありません。
お金や時間に制約があるため、性能・デザイン・コストからどれを優先的に考えるか、何を妥協するかを考える必要があります。
つまり、制約のある中で優先度に応じて取捨選択する必要があります。
あれも良い、これも良い、とならないためにも自分たちでしっかりとした基準を持っておきましょう。
優先順位を明確にすることで、
- 自分たちにはこのハウスメーカーが自分たちに良さそう
- このハウスメーカーは違うかも
といった具合にハウスメーカーをある程度絞り込むことができます。
我が家では、デザイン性をある程度妥協し、快適に過ごすための性能を重視しました。そのため、デザインを重視だったり、ローコストが売りのハウスメーカーを候補から外しました
複数社のプランを比較する
自分たちの判断基準をもとにいくつかのハウスメーカーに絞り込めたら、各社のプランを比較しましょう。
複数社を比較するメリットは次の通りです。
- 各社の提案力を図れる
- 相場観をつかめる
- 交渉の材料になりうる
営業マンや設計士が自分たちとどんな家を建ててくれるのかを比較でき、
このくらいの家でこのくらいの価格なんだと把握でき、
場合によっては、本命のハウスメーカーで価格交渉する材料にできます。
1社だけだと、ハウスメーカーの言いなりのような状態になってしまうので、必ず複数社のプランと見積りを比較しましょう
複数社で比較検討する際には、ブロガーのあつしさんの記事が参考になります。
次の記事を読むことで、多くのメリットがあります。
- 効率的にハウスメーカーを比較できる
- 候補を絞った上で住宅展示場へ行ける
- マイホームの具体的なイメージをつかめる
実際に建てられた家を見学する
ハウスメーカーを比較するための判断材料をつくるために、
実際に施主の家を見学する
ことを強くおすすめします。
このハウスメーカーでは、このくらいの費用でこんな家が建つ
のかを感覚的に把握することができます。
モデルハウスを見学させようとする営業マンがいますが、それは罠です。モデルハウスは多くの場合、豪華に作られており参考になりません。モデルハウスに憧れて、モデルハウスを実現させようとすると費用が高額になります
営業マンを慎重に選ぶ
最後は、営業マンに注意してください。
ハウスメーカーには悪い営業マンもいることを認識しておく必要があります。
家づくりは数年かけて行っていく大変なものです。
そのパートナーが営業マン。
パートナーと自分たちの相性が悪かったり、利益中心に考える人だったら?
ちょっと想像したくないですよね。
良い営業マンと悪い営業マンの見極め方や出会い方を知りたい方は次の記事をご覧ください。
注文住宅の質を上げてくれる営業マンと出会うヒントになるはずです。
まとめ
今回の記事では、一条工務店について次のことを解説しました。
一条工務店で性能の優れた家を建てることはできます。
しかし、価値観や考え方によっては理想にならない可能性もあります。
一条工務店の家が自分たちに合うかどうかを考えて、後悔のない選択をしてくださいね。
一条工務店はちょっと自分に合わないかも・・・
そう思うあなたに朗報です。
タウンライフ家づくりを利用することで複数の住宅メーカーの資料を同時に申請することができます。
間取りの作成や土地探しもしてもらえる便利なサービスなので、おすすめです。
私が実際に利用してレビューしていますので、こちらの記事をご覧くださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※一条工務店に関するお悩みや疑問・質問などご自由にコメントください。
いただいたコメントは全て拝見・回答させていただきます。
また、家づくりにおける悩みについてもお話を聞くことができるので、ぜひお問い合わせくださいね。
コメント