こんにちは。らどゆきです。
突然ですが、家づくりにおいて最も重要な人物をご存じですか?
そう、営業マンです。
ねえあなた。子供が産まれたし、賃貸じゃなくて広い家で子供を遊ばせて上げたいわ。住宅ローンの返済期間を考えると、もうそろそろ購入した方が良いんじゃないかしら?
たしかにそうだね。でも、ハウスメーカーの営業マンってしつこいって聞いたことあるし、むやみにいろいろなものを買わされてりしないか心配だなぁ・・・
お困りのようですね。初めての家づくり、どうしても不安になりますよね。でも、大丈夫ですよ!今回は,注文住宅を建築した私の経験を踏まえて営業マンの見極め方、出会い方を詳しく解説します。
今回の記事を読んでもらうことで、良い営業マンとで出会うことができます。
良い営業マンに出会うことができれば、後悔のなく、満足度の高い家づくりを実現することができますよ!
今回の記事では、次のことを解説します。
次に当てはまる方は必見です。
- これから注文住宅を建てたい
- 良い営業マンの見極め方を知りたい
- 良い営業マンとの出会い方を知りたい
- 注文住宅の打ち合わせ中で、営業マンと上手くやり取りできていない
結論として、良い営業マンと出会うためのおすすめアクションとしては、
予約をして住宅展示場へ行く
となります。
最後まで読んでいただくことで、家づくりの第一歩を歩み始めることができますよ。
まずは営業マンを見極めるために、悪い営業マンと良い営業マンの特徴をそれぞれ詳しく解説していきます。
悪い営業マンの特徴7選
1. 契約を急がせる
いまならキャンペーンしてますよ!
いまなら値引きできますよ!
人生に一度きりの大きな買い物なのに、そんなにせかされても・・・
値引きやキャンペーンは嬉しいですが、それよりもあなたが納得して契約する方が重要ですよね。
「値引きやキャンペーン抜きで、この営業マンと一緒に家づくりしたいか」を慎重に考えることをおすすめします。
2. 良いことしか言わない&3. 他社の悪口を言う
うちで家を建てるとこんなにメリットがありますよ!
なるほど。○○なデメリットがあると口コミで見たんですけど、どうなんでしょう?
あーそういう人もいますね。
でも、同じ価格帯の○○建設さんは△△ですもんね~
だから、うちで建てた方が良いですよ!
このようにデメリットを質問されると、他社の悪口を言う営業マンがいます。
あなたが欲しいのはデメリットを補うための工夫やアイデアなのに、聞いてもいない他社の悪口を言われると引いてしまいますよね。
4. シンプルに仕事できない
こんな営業マンには要注意です。
- レスポンスが遅い
- 誤字脱字や確認漏れなどの凡ミスが多い
- やり取りをメモしない
- 依頼したことを忘れている
家づくりの長い道のりをこのような営業マンとともに歩むのはイヤですよね(笑)
返事をくれなかったり、約束を守ってくれないのは社会人としてのモラルにかけていると言わざるを得ません。
単に忙しい可能性がありますが「今すぐは回答できないが、この日までには回答します」くらいの配慮は欲しいですよね。
ハウスメーカーは複数の部門との連携で成り立っています。
顧客のあなたにさえそのような態度をとってしまう人が社内各所とスムーズな連携をとれるとは考えにくいですよね。
今後やり取りしていく中で、段取りの悪さが顕著になっていく可能性があるので、注意しましょう。
あれ?この人ちょっと・・・
と感じることがあれば、その営業マンとはかかわらない方が良いです。
5. 子どもを空気のように扱う
子供を連れて話し合いをしているとき。どうしても子供が静かにしてくれないときってありますよね?
必死に迷惑かけないように子供の相手をしているのに、お構いなしに話を進める営業マン。
帰り際にとどめの一言。
次回の打ち合わせではお二人でお越しいただけると助かります!キリッ
あなたは、この営業マンと家を建てたいと思うでしょうか?
6. 適切な助言をくれない
壁掛けテレビに憧れます!
いいですね!
カーポートも欲しいです
いいですね!
賛同はしてくれるけど、ほんとに大丈夫かな?
他人事みたいだな………
希望を伝えると、第一声が「いいですね」の営業マン。
賛同してくれるのはありがたいけど、他人事感丸出しなのはちょっとイヤですよね。
7. 都合悪いことを契約まで伝えない
家以外の項目で予算オーバーするかもだけど、とりあえず黙っておこう
お客様の予算でしたら、素敵なお家を建てれますよ!
都合の悪いことを事前に説明してくれない営業マンも少なからずいます。
理由は、安く見せた方が契約してくれやすくなるからです。
「付帯工事費用」や「諸経費」が見積表に記載されていなかったり、空欄になっている場合には要注意です!
その営業マンは今後も都合が悪いことをあなたに隠す人かもしれませんよ。
良い営業マンの特徴7選
1. できないことを単に「できません」と言わない
間取りやオプションについて、ハウスメーカーで対応していない場合があります。
そんなときに優秀な営業マンであれば、単に「それはできません」と言いません。
お客様の提案は弊社では難しいかもしれません。ですが、一度持ち帰っても良いですか?実現のためにできることがないかを検討し、あらためてお伝えいたします。
できない前提で話をするのではなく、「どうしたら実現できるのか」を考えてくれる営業マン。
その営業マンは当たりの確率が高いです。
2. 打ち合わせを楽しくしてくれる
- あなたが話をしているときに話をしっかり聞いてくれる
- 最後まで話を聞いて発言の意図を理解した上で返答してくれる
話を傾聴してくれる営業マンとの打ち合わせは楽しいですし、長い家づくりをストレスなく頑張れますね。
3. わからないことをわからないと言える
良い営業マンはわからないことや即答できないことがあっても、知ったかぶりをしません。
今すぐには回答できないので、次回の打ち合わせまでに回答させていただきます
それは、自分のプライドよりもあなたのことを考えてくれているからにほかなりません。
たとえ尋ねたことの回答がすぐに得られなくても、信頼感が増しますよね。
4. 自社の弱点を把握し補うための提案をしてくれる
ここだけの話、弊社は性能が高い反面、オシャレ感が少し弱いです。そのため、オプションにはなりますが外壁のタイルを変更したり、○○社さんのこのサービスを組み合わせるとオシャレな内装になりますよ!
オシャレで良いですね。提案ありがとうございます!
自社の弱点を隠すのではなく、弱点を把握した上でそれをカバーできるのは良い営業マンですね。
5. あなたを教育してくれる
できるだけ部屋のスペースを確保したいとので収納は最低限でOKです
なるほど。たしかに部屋を広くしたいですよね。ただ、今の収納量で問題がなくてもお子様が大きくなったときや家族が増えたときに、その収納量では不足するかもしれません。一般的に、収納は家の10~15%が良いとされています。部屋を広く見せる工夫もあるので一緒に考えていきましょう。
言いにくいことでも「それはやめた方がよい」をやんわりと伝えてくれ、あなたを教育してくれる営業マン。
家づくり初心者のあなたが気づきを与えてくれるので助かりますよね。
6. 予算にこだわってくれる
良い営業マンはあなたの予算にもきっちりとこだわりを見せてくれます。
家の広さは○○で、リビングは○○で、あんなオプションも欲しいし、こんなこだわりも詰め込みたいです!
なるほど。家づくりは土地・家屋だけでなく他にも諸費用が必要です。そのため、こだわりたいポイントや間取りの優先順位を一緒に考えていただけませんか?
予算を超過して私たちが後悔しないよう配慮してくれているんだな。ありがたいなぁ。
予算に対して、正直にできることとできないことをはっきりと伝えてくれる営業マン。
家づくりで何にどの程度の金額が必要になるかわからない私たちにとって、しっかりと予算を管理してくれる営業マンの存在はなによりも頼もしく思えます。
7. 家づくりへの愛を感じれる
良い営業マンと家づくりをしていると感じることがあります。
この営業マンは家づくりが大好きなんだな。一緒に良い家を建てるために頑張ってくれているな。
家づくりへの愛があるからこそ、良い営業マンはあなたに良い家を建ててほしいと願っています。
だからこそ、良いことは良いと言い、後悔ポイントになりそうならあらかじめ良い点と悪い点を伝えてあなたに判断させてくれる。
こんな営業マンに出会うことができれば最高です。
安心して一緒に家づくりを楽しみましょう。
【体験談】My営業マンの神アクション3選
私たちは、担当の営業マンの見極めを慎重に行いました。
その結果、「この人に任せたい!」という営業マンに出会うことができました。
そこで、多くのファインプレーを見せてくれたMy営業マンが神に思えた3つのアクションを紹介します。
営業マンが電柱移動の手配をしてくれた
土地探しのときに、場所や値段は私たちの要望に沿っていたのですが、電柱が明らかに邪魔な位置にある物件がありました。
いわゆる、電柱問題。
電柱さえなければ・・・
と悩む私たちに、営業マンが一言。
電柱の位置を移動できないか、電力会社に連絡してみても良いですか?
そんなことが可能なんですか?ぜひお願いします!
営業マンの奮闘の結果、電柱を移動させることに成功しました。
営業マンの一言があったからこそ、今の土地を選ぶことができたと今でも感じています。
営業マンが近隣住民の調査をしてくれた
有力な候補地が見つかったものの、新たな不安点が浮上しました。
近隣に変な人がいたりしませんかね?引っ越し直後にトラブルになるのはちょっと・・・
確かに心配になりますね。挨拶がてら、私が近隣の方に会ってきます!
助かります。よろしくお願いします!
トラブルになりそうな近隣住民がいないかを事前にリサーチしてくれました。
そのおかげで、近隣住民とのトラブルにおびえることなく土地を決定することができました。
営業マンの自宅を見学させてくれた
間取りの打ち合わせの終盤戦に差し掛かってきたころ、私たちは悩んでいました。
自分たちなりに何度も推敲してきたけど本当にこれで良いのかな?平面図だけで見ても広さや住み心地の実感がわかないな・・・
ここで神アクション発動。
よろしければ、私の自宅を見学されませんか?自社で建築したので、参考になると思いますよ。
ぜひ見学させてください!
このような経緯で営業マンの自宅を見学させてもらうことになりました。
見学の結果、次のような利点がありました。
- 間取り図を見せてくれながら解説してくれたので「〇畳でこのくらいの広さ」なんだなと実感できた
- 工夫して良かった点や後悔ポイントを教えてくれたので、間取り推敲の参考になった
- おすすめオプションを教えてくれ、体験させてくれた
顧客の住宅見学会よりも収穫の多い見学になり、満足度の高い間取りを設定することができました。
営業マンを慎重に見極めて本当に良かったと感じています!
次は、営業マンに出会う方法について詳しく解説していきます。
営業マンと出会う方法
住宅展示場に行く
メリット:気軽に行ける
多くのハウスメーカーが集まっているため、住宅展示場に行きさえすれば様々なハウスメーカーの特徴を知ることができます。
予約しなくてもいけるので、ふらっと行くこともできますね。
デメリットもある
ただし、デメリットもあります。
- 一つのメーカーに時間がかかるため、複数行くと心身ともに疲れる
- ハウスメーカーによっては、住宅展示場に行くと紹介特典を使えなくなる
- 悪い営業マンが担当する確率が高い
予約しないで住宅展示場に行くと、手の空いている営業マンが担当することになります。
手の空いている
→仕事を抱えていない
→担当する顧客が少ない (もしくはいない)
→良い営業マンである確率はかなり低い
そのため、ふらっと予約しないで住宅展示場に行く行為はおすすめできません。
おすすめアクション:事前に予約する
予約する際に来場日や時間帯、要望を記入する欄があります。
ここで重要なポイントがあります。
私たちが実際に記載した内容は次の通りです。
- 予算 (だいたいでOK)
- 家族構成
- どのような家にしたいのか
- 家づくりのプロと一緒に住み心地の良い家を建てたいこと←ちょっといやらしかったかもしれません(笑)
重要なのは、家づくりへの本気度をアピールすることです。
そうすることで、良い営業マンに出会う確率が格段に向上します。
これは、ハウスメーカー目線で考えると当然です。
- 予約をしないで来る人→家づくりにそこまで本気じゃなさそう
- 予約してくる人→家を建てる気がある→じゃあ良い営業マンをつけよう!
住宅展示場に行くときには必ず予約していきましょう。
営業マンを紹介してもらう
メリット:良い営業マンに出会いやすい
人に紹介したいと思われる営業マンは優秀であることが多いはずです。
そのため、家を建てた経験のある知人がいて、紹介してもらうことができれば、最も高確率で良い営業マンを確保できます。
デメリット
デメリットは次の通りです.
- 知人が希望するハウスメーカーで建てていない
- 知人が紹介したいような営業マンと出会っていない
そのため、運よく紹介してもらえる環境にあるなら知人に紹介してもらい、
それ以外の場合には、予約して住宅展示場に行くのが現実的な方法です。
以上が営業マンとの出会い方でした。
個人的には、ある程度ハウスメーカーの候補を絞ったうえで、予約して住宅展示場へ行くことをおすすめします。
ハウスメーカーの候補を絞る方法については別記事にて解説したいと思います。
良い営業マンに出会えなかったときの対処法
ここでは、良い営業マンに出会えなかったときの対処法について詳しく解説していきます。
前提として考えるべきこと
まず、家づくりにおいて「主役はあなた」であることを認識しましょう。
- 営業マンと相性が悪いかも
- この営業マンと打ち合わせしても満足のできる家づくりができないかも
このような不安を抱えたまま打ち合わせをしたり家づくりをしても必ずどこかで後悔する羽目になります。
- 良い人そうだから
- 我が家のために頑張ってくれているし・・・
そう感じても気にする必要はありません。
営業マンは、あなたが後悔していても責任をとってくれません。
あなたの後悔の責任をとれるのはあなただけです。
だから、営業マンに不安を感じたら迷わず契約をしないでください。
数千万円払った後の後悔、想像したくないですね・・・
対処法①:そのハウスメーカーと契約しない
最もシンプルなのは、相性の悪い営業マンが務めるハウスメーカーと契約しないことです。
この方法は、ハウスメーカーの候補がいくつかある場合には有効です。
実際に多くの方が、「営業マンとの相性」で決めていることも事実です。
「自分はどうしてもこのハウスメーカーで家を建てたい!」という場合には次の方法を検討してください。
対処法②:ハウスメーカーに営業マンの変更を依頼する
営業マンの変更を依頼するときにはいくつか方法があります。
- 本人に依頼する
- 展示場に依頼する
- 上司に依頼する
本人に変更を依頼するのは少し気が引けますよね。
そのため、展示場に直接変更を依頼するか、(名刺をもらっていれば) 営業マンの上司に依頼するのが現実的です。
2.や3.の方法でも担当を変更してくれない場合には、「お客様相談窓口」に連絡しましょう。
健全なハウスメーカーであれば、顧客のために相談窓口を設けています。
相談窓口経由で経営陣に報告が行けば、担当の変更を命令されますので、先方も変えざるを得ません。
そして、変更された営業マンは、前任者よりも仕事のできる営業マンであることが多いです。
ハウスメーカーの立場として、前任者のケツをふくために、さらに悪い営業マンをつけるとは考えにくいですよね。
まとめ:満足度の高い注文住宅を建築するために、良い営業マンをしっかりと選定しよう!
良い営業マンとの家づくりには事前準備や考え方が重要です。
良い営業マンに出会うための事前準備は、
住宅展示場に行く前に必ず予約をする
これにつきます。
担当になりそうな営業マンで良いか考えるときの注意点は次の通りです。
- 営業マンと1、2年かけてともに家づくりをしていけるか自問する
- 「この人で大丈夫かな」と少しでも不安なら、その営業マンとは契約しない
- 「営業マンに悪いから」と気づかいするよりも、満足度の高い家づくりを優先する
良い営業マンに出会えれば、家づくりが楽しくなりますし、満足度の高い住宅を建築できますよ!
私は良い営業マンに出会い満足度の高い家づくりができました。
読者の皆さんも良い営業マンに出会い、素敵な家づくりをしていただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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