こんにちは。らどゆきです。
一条工務店を検討中、誰もが通る道、太陽光発電。
- めっちゃ高額だし
- あっても良い気がするし
- なくても困らない気がするし
- ぶっちゃけ、どっちが良いのか判断できない
- でも、損はしたくない
そう感じますよね。
そこで、この記事では、一条工務店で太陽光発電を導入したらどゆきの経験をもとに次のことをお伝えします。
結論としては次の通りです。
- 初期費用が非常に高額
- 売電収入になる
- 10年では元を取るのは難しそう
簡単に自己紹介させてください
この記事の目標は、あなたに一条工務店の太陽光発電システムについて理解してもらい、あなたの判断の手助けになることです。
紹介した通り、10年で元を取るのは難しそう。でも、私たちは後悔していないわ。その理由は記事を読んでもらえるとわかるわよ
一条工務店の太陽光発電で後悔する理由(デメリット)
初期費用が高額
太陽光発電システムを導入するためには、高額な費用が必要です。
我が家では、太陽光+蓄電池のセットで導入しました。
2通りの容量で見積をしましたのでそれらの費用を紹介します。
太陽光の容量(kW) | 費用(円) |
13.5 | 2,273,500 |
11.5 | 2,020,500 |
いずれも200万円をオーバーでした。
生活に必須ではないものに200万円払うかどうか、とても悩むわよね・・・
発電量が未知数(運しだい)
太陽光発電の導入を躊躇させる原因の一つ、発電量。
太陽光によって発電する性質上、発電量は天候に強く影響を受けます。
我が家のケースでは、2022年と2023年の5月における売電額は次の通りです。
時期 | 売電額(円) |
2022年5月 | 29,274 |
2023年5月 | 24,174 |
同じ時期であるにも関わらず、売電額に約5,000円の差があります。
天候をコントロールすることはできないので、売電収入に運要素があります
故障のリスクがある
ソーラーパネルには故障のリスクがあります。
- 飛来物などの物理的な損傷
- 内的な要因による故障
これらによって故障することがあります。
最新の常設太陽光監視システムの動向によると、太陽光発電所における設備故障率は
- 経過年数1年で17.1%
- 経過年数2~20年で0.0~2.3%
と報告されています。
ただし、紹介した調査の結果は少し前のデータなので、現在はこの数字よりも故障率は少ないと予想できます
固定資産税が増額される
容量が10kW未満で発電した電力を個人で利用する場合、太陽光発電システムは非課税となります。
ただし、ソーラーパネルと屋根が一体型であれば住宅の一部として固定資産税がかかります。
一条工務店の太陽光発電ではソーラーパネルが屋根一体型です。
そのため、一条工務店の太陽光発電システムでは容量に関係なく固定資産税が課税されます。
具体的な固定資産税額は、定評額や減価償却率によって変わるから、あらかじめ把握しておきたいなら、営業マンに計算してもらうと良いわ
保証期間が有限
一条工務店の保証期間は10年です。
10年以降に故障した場合、修理は有償になります。
修理に費用が発生するリスクがありますが、そのリスクを許容できるかが採否の分かれ目になりそうですね。
10年の保証があるので、仮に元をとれなくても初期費用のすべてが無駄になるわけではないです
故障するかは運しだいだから、故障しないことを祈るくらいしかないのがツライところね
長期的にはパワーコンディショナーの交換が必要
太陽光発電システムを導入するには、パワーコンディショナー(パワコン)の設置が不可欠です。
パワコンは太陽光で発電した電力を家庭で使用できる電気に変換します。
このパワコンの寿命が10~15年と言われています。
そのため、10~15年後にはパワコンを交換する必要があり、費用は15~20万円ほどです。
初期費用以外にも意外と費用がかかってしまうものなんです
※保証期間が10年となっているため、保証期間内であれば無償で修理してもらえます。
デメリットまとめ
一条工務店の太陽光発電で後悔するデメリットは次の通りです。
- 初期費用が高い
- 発電量は運しだい
- 故障のリスクがあり、10年以降は自己負担
- 容量によらず固定資産税に課税される
- 15年後にはパワコンの交換に20万円くらい必要
一条工務店の太陽光発電を導入するメリット
太陽光発電搭載実績:世界No.1
一条工務店は「最新年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社」としてギネス世界記録に認定されています。
太陽光発電システムにおける実績の証明になります。
No.1の実績だからこそ、製品の質やトラブルへの対応への安心感がありますね。
売電収入が入る
太陽光=売電と考える人も多いですよね。
我が家でも、徐々に元をとっていくことを期待して太陽光を搭載しました。
我が家における一年間の売電価格は後述しますね。
元をとった後は、発電によってプラス収益を生むことで家計の助けになるわね
他社よりも安く設置可能
一条工務店では相場よりも安く太陽光発電システムを搭載できます。
東京電力のエナジーパートナーであるEVDAYSによると、太陽光発電システム費用の相場は10 kWで261万円です。
我が家の見積額は、11.5 kWで約200万円でしたので、相場より3割ほど安いといえます。
初期費用を回収したいはずなので、初期費用が安いに越したことはないですよね!
停電しても電気を使える
太陽光発電は万が一のときにも役に立ちます。
台風や地震などの被災時の大敵、停電。
電気が使えないと冷暖房や冷蔵後が機能しなくなります。
情報を収集するためのテレビや携帯電話も使えなくなります。
停電は電力会社からの電気供給が阻害されている状態なので、自助努力ではどうしようもありません。
そんなとき、太陽光発電があれば、普段と変わりない生活を送ることができます。
蓄電池も搭載していれば、太陽の出ていない夜間にも昼間に貯めた電力を使用することができます。
万が一のときの備えとしては、これほど頼りになるものはないわね
電気代を安くできる
発電した電力を売電ではなく、家庭で使用することで電気代を安くすることができます。
売電するか家庭で使用するかについては、売電単価によって決めると良いです。
家庭内での使用を予定している場合には、夜間も使用するために蓄電池もセットで導入するとよいですね。
家電だけでなく、電気自動車の充電も家でできちゃいます!
メンテナンスしなくてよい
一条工務店の太陽光パネルは耐久性が高く定期点検が必要ありません。
一般的なスレート屋根であれば10~15年ごとに塗り替えが必要ですが、太陽光パネルでは不要です。
初期費用が高額なので、メンテナンスに費用が発生しないのはとても助かりますね
耐震性にもメリットがある
一条工務店の太陽光パネルはスレート屋根よりも軽いです。
ソーラーパネルが屋根と一体型なので、通常の屋根よりも軽量となり地震時に建物への負荷が少なくなります。
震災時に家が倒壊する悲劇を避けたいので建物への負荷が少ないのは嬉しいですね。
太陽光発電システムからも耐震等級3へのこだわりを感じるわね。個人的に、このプロ意識に共感しているわ
一条工務店における太陽光発電のメリットまとめ
太陽光発電のメリットは次の通りです。
- 安心の世界No.1実績
- 売電収入or電気代節約が見込める
- 災害時の備えに最適
- 耐震性能の向上
- メンテナンスフリーでほったらかしOK
一条工務店の太陽光発電を導入した結果・所感
この項目では、実際に太陽光発電システムを導入したらどゆき家が、どのくらいの容量や費用で導入したのか、売電価格や所感をお伝えします。
太陽光発電システムの設置費用・容量
我が家で導入した太陽光発電システムの概要を紹介します。
容量(kW) | 13.5 |
費用(円) | 2,273,5000 |
蓄電池 | あり |
売電単価(円/kWh) | 17※ |
使用電力の単価(円/kWh) | 14.5 |
※使用開始から10年間まで。これ以降は売電価格が低下する
使用電力の単価は2023年9月の明細から算出したわ。共働きの我が家では夜間(21-7時)の利用がほとんどだから、その時間の電力単価を紹介しているわよ
他メーカーより安価とはいえ、普通にめっちゃ高いですね・・・これが今後どう働いてくれるのか、期待したいところです
太陽光発電システムによる一年間の売電額
2022年5月から2023年4月における我が家の売電額は次の通りです(2022年4月末に引き渡しされたので、中途半端なところから集計しています)。
月 | 売電額(円) |
2022年5月 | 29,274 |
2022年6月 | 23,884 |
2022年7月 | 21,308 |
2022年8月 | 20,848 |
2022年9月 | 16,973 |
2022年10月 | 18,054 |
2022年11月 | 12,816 |
2022年12月 | 6,999 |
2023年1月 | 8,110 |
2023年2月 | 11,964 |
2023年3月 | 19,835 |
2023年4月 | 23,132 |
合計 | 213,197 |
導入に227万円かかったので、この調子だと10年では元を取るのはむずかしそうです。11年目以降は、電気料金を削減してもらうことで貢献してもらいたいですね
太陽光の発電量を確認できて安心
一条工務店の太陽光発電では、住まいのサポートアプリにていつでも発電量を確認できます。
このシステムを利用することで次の利点があります。
- いつでも発電量を確認できる
- 月、日、時間単位それぞれで確認可能
- 売電単価を入力することで、具体的な売電価格を把握できる
- 異常をいち早く検知できる
具体的にどのくらい発電しているのか、昨年度と比較してどの程度発電できているかをいつでも確認できるので安心感があります。
太陽光パネルの故障が起こると発電量が0になるため、こまめに確認しておくことで異常を早急に発見できるのは嬉しいですね。実は故障してて、その期間分売電できずに損してしまうなんてことを防げます!
停電時も電気を使える安心感がある
台風や地震の際に、絶対に起きてほしいことは何でしょうか?
そう、停電です。
一条工務店の家は、標準で耐震等級3をクリアしているため、倒壊や破損の可能性はほとんどありません。
ただ、停電だけは家の性能だけで防止するのは不可能です。
だからこそ、不測の事態に備える意味でも、太陽光発電を導入することで安心感を手に入れることができます。
家の性能に太陽光発電を加えることで、リスクへの備えは万全よ!
一条工務店の太陽光発電に対するらどゆき家の所感まとめ
我が家における太陽光発電の所感は次の通りです。
- 導入は超高額。13.5 kWで227万円
- 昨年の売電収入は21万3千円
- アプリで発電量をいつでも確認できて良い
- 非常時への安心感が半端ない
一条工務店の太陽光発電に関するよくある質問
10年で元をとれるかどうかは地域や天候次第です。
我が家では10年で元をとるのは難しそうだなと感じます。
10年間の売電収入と家庭内電力への充当で元を取っていくことになりそうです。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)があるため、10年間の売電価格は保証されています。
それ以降は、売電価格が極端に減るため、発電した電力を家庭内で使用する方がお得です。
できません。
一条工務店のソーラーパネルは屋根一体型なので、建てる際に採否を決めておく必要があります。
ただ、一条工務店以外のソーラーパネルであれば後付けできます。
ほとんどの方は不要です。
売電収入は雑所得として計算され、雑所得は年間20万円まで確定申告が必要ありません。
ソーラーパネルの耐用年数は17年なので、年間の売電収入による所得の計算方法は次の通りです。
年間の売電収入=年間の売電額 ー(導入費用÷17)
我が家であれば、年間の売電額は約21万3千円、太陽光発電一式の費用が約227万3千円なので、
我が家の売電収入=21万3千円 ー(227万3千円÷17)=79,300 円
我が家における年間の売電収入は79,300円でした。
20万円を超えていないため、確定申告は必要ありません。
太陽光だけで確定申告が必要になることはほぼないと考えてよいです。ただし、副業などによる雑所得のある人は20万円を超える可能性があるため注意してくださいね。
一条工務店の太陽光発電に関するまとめ
この記事では、一条工務店の太陽光発電のメリット・デメリット、我が家の所感をお伝えしました。
一条工務店の太陽光発電のデメリットは次の通りです。
- 初期費用が高い
- 発電量は運しだい
- 故障のリスクがあり、10年以降は自己負担
- 容量によらず固定資産税に課税される
- 15年後にはパワコンの交換に20万円くらい必要
一条工務店の太陽光発電のメリットは次の通りです。
- 安心の世界No.1実績
- 売電収入or電気代節約が見込める
- 災害時の備えに最適
- 耐震性能の向上
- メンテナンスフリーでほったらかしOK
我が家における導入結果および感想は次の通りです。
- 導入は超高額。13.5 kWで227万円
- 昨年の売電収入は21万3千円
- アプリで発電量をいつでも確認できて良い
- 非常時への安心感が半端ない
太陽光発電を導入するかどうか決めるときに、10年で元を取れるかどうかで判断したいと考える方がいます。
私もそうでした。
らどゆき家の結果からは10年では元を取るのは難しいかな、という結果でした。
ただ、太陽光発電を導入することで
- 10年以降も家庭内電力として利用できる
- 万が一の備えになる
ことも事実です。
そのため、我が家では太陽光発電を導入して後悔はしていません。
電気利用料金が高騰している現状からも、自宅で発電できる状態でいることは安心材料になると思うわ
この記事を読んで太陽光発電の採否決定に役立ててもらえたら嬉しく思います。
一条工務店で後悔したことをまとめて記事にしていますので、こちらもご覧ください。
同じ失敗を繰り返さなくてすむはずですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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施主に聞きたいことがある!ここ教えて!という内容でも大歓迎です。
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